ホーム > 通販一直線

2007年01月05日

中国人と日本人

今日、面白い方にお会いした。名前は控えるがVCの方だ。その方と中国についてお話しすることが出来た。


僕の会社は中国人2人から出資を受けている。大きな割合ではないがその2人には役員にも入ってもらい中長期的な視点で事業展開をしていくことを話し合っている。そのことについて普通の日本人からは「大丈夫なのか?」というような趣旨の発言をされることが多い中で、今日、初めて僕と同じように感じている方に出会うことが出来た。

普通の?(こういう言い方がいいのか分からないが)日本人は、中国人と聞くとすぐに騙されるんじゃないか、という反応をする。僕の周りも例外ではなく出資の話をするとそうした反応をされることが多い。しかし、僕は同じ日本人には騙されたことはあるが、中国人から騙されたり、裏切られたりしたことは1度もない。いや、それどころかいつも助けてもらっている。何回も喧嘩をしたことはあるが、その都度親しくなり関係を深めてきた。

よく巷で言われるような、中日戦争のことなどについても話をしたことがあるが、誠心誠意正面から話をして悪く思われたことは今までない。

そんな感覚を持っているから僕は中国人も日本人も本質的な根っこの部分では全く同じではないか、と常日頃から思っていた。その感覚を初めてその方に肯定されたのだ。うれしかった。

中国の方は自国の歴史に大変な誇りを持っている。5000年と言われる世界最長の歴史にとても誇りをお持ちだ。その感覚は自国になんとなく誇りを持てない現代の日本人からすればとってもうらやましい。本来、どんな国に生まれようとも、自国の歴史に誇りを持つと言うことは大切であるはずで、そうした感覚から他国の人たちとのコミュニケーションは深まるのではないか。ものすごい勢いで成長を続ける中国は国民一人一人も誇り高き民族なのだと思う。

確かに、個人の問題に起因する悪い面と言うのはあるだろう。中国人は人を騙すと言ったような、日本で聞かれる風説もあながち嘘ではないだろう。しかし、それは日本人も全く同じであり、中国だけに限ったことではないのだ。今の両者を比べると、むしろ日本の方が腐っているのかもしれない。


中国は社会主義の国であり、政府が大きな権限を持っている。それは事実だ。その方も、その絶大な権力に触れたお話をされ、僕は改めてすごい国だなぁ、と思った。日本人はこの、中国政府の権力に翻弄され、ビジネスの失敗を中国人の国民性に帰する傾向が強い。しかし、具体的な事例を観察すれば、そもそも日本人が中国を上から見るような態度で接することにその根本的な原因があるのではないか、と思う。

中国人も同じ人間であり、馬鹿にされるような態度で来られたら、それは怒るのが当たり前と言うものだろう。長い歴史の中、今の経済状況がどうあるか、ということで上とか下とかいうのは、あまりにも短期的に物事を見すぎている。


大陸の勢力に直接的にさらされてきた中国は、日本人から見ると大雑把に見える部分がある。それも事実だ。しかし、裏を返せばそれは打たれ強いということだし、たくましい、ということだろう。日本人はよく言えば繊細だが、悪く言えば心が狭い、ということだろう。僕は中国人に直接このことを指摘された。


僕は将来、中国市場に挑戦しようと考えている。日本でのビジネスをある程度形作ったら、海外はどうしても中国がやってみたい。1ヶ月に1度、訪問するようになって1年半ほどが経つが、その思いは強くなる一方だ。懐の深い、計り知れないパワーを秘めた中国という国をもっともっと知りたいと思う。


そのVCの方は、中国人を大変評価されていた。僕も中国人を肯定的に捉えたいと思う。日本人が脱皮できるかどうか、僕自身が脱皮できるかどうか、そのきっかけを中国人は教えてくれているような気がする。

コメント [2]

よかった

投稿者: heweiguo | 2007年01月08日 12:50

なるほどー。なんかわかる気がする。文化や出身の違いだけで、判断する人が世の中に多いことを、日常生活でも感じます。
 一人一人の人間ってことを、実感する。
    

投稿者: mechuu | 2007年03月22日 21:59

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) 2006 COSPA CREATION. All Rights Reserved.