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2007年06月27日

サイトリニューアルの狙い

来週7月3日、このサイトを大幅にリニューアルいたします。狙いは当然、会員のショップさんにより早く、たくさん売れるショップを作っていただくサポートをすること、です。そんないい方法があるのか?と聞き返されそうですが、当サイトでは、余計なことはやらずに、ひたすら王道をまっすぐに歩もうと決意した、ということでもあるのです。世の中に、たやすくいい目を見れる方法論などというものはなく、当然、今回も弊社の改善とあわせてショップさんの努力をもお願いしなければならないのですが、これまでロングテールなどの言葉が横行し、さも誰でも儲けられるというような言説よりはよっぽど本質的であり、正直な内容なのではないか、と自負しております。


弊社の強みは通販ノウハウを知っていることであり、そこには売れ筋の開発、というのが核になっていることは言うまでもありません。その「売れ筋作り」、を因数分解したのが今回のリニューアルの内容になります。多くの通販関係者が長年試行錯誤を繰り返し、実績を上げてきた方法論でもあります。


結論から申し上げますとそれは『購買履歴』という言葉に集約されます。噛み砕いて言うと「過去に何を買ったリストなのか」という視点です。


よく耳にする間違いとして、F1層を狙うとか、男性顧客をターゲットにするとか言われます。しかし、これは大手メディアにおける純広告での話であって、レスポンス広告を想定していません。純広告はあくまでイメージ広告であり、その原資はほとんどが大企業の税金対策か電博との関係づくりというケースが多いのです。大企業においては日本全国の販売網が整っている場合に限りテレビCMというのは意味をなしてくるのかもしれないのですが、われわれ中小事業者にとっては、イメージ広告などはまったく必要のないものなのです。

欲しいのはかけた広告費でいくらの収益が上がったのか、という明確な数字であり、それをペイさせることです。税金対策や人間関係などを気遣っている余裕はないのです。


通販業界全体が日本の流通業界のニッチである以上、これは大手通販会社といえどもほとんど変わりはないのです。セシールやニッセンといった会社は、社名が売れているから物が売れると考えたら大間違いで、本質は『購買履歴』という考え方を実践するレスポンス広告を行っているから、といえるのです。


まず、ショップさんにやっていただきたいことは、これまで販売してきた商品が何なのか?どんな商品が売れて、どんな商品が売れなかったのかを明確に数字のデータで確認していただきたいのです。そして、そのデータをじっくり眺めて、先入観を取り払い、自分のショップの顧客属性というものを今一度、確認する作業をやっていただきたいと思います。

数字のデータとして明確にすることで、先入観は取り払われ、新たな発見があること請け合いです。大手の総合通販会社では、先入観を極力排除し、データベースマーケティングを実践するカナメとして、このデータを大変重要視しています。データをもとに自分自身が変わっていく、という作業を日々繰り返していくのです。

これからショップを始めるサイトさんは、顧客がいないので仕方がありません。とりあえず、超売れ筋の商品に絞り込んで、数万円でかまいませんので、広告を投入してみて欲しいと思います。そのために過去に多くのショップさんが広告費をペイしてきた商品をTOPページでご紹介しておりますので、使っていただきたいと思います。


顧客リストに対するメルマガは、この分析をもとに商材を慎重に選んで実行することをお勧めします。何人に配信しても費用は変わらないから、といった気持ちですと、かえってリストを劣化させることにもつながるので、絞込みをお勧めします。そのときの商材選定は、当サイトの本編を参考にしていただけると思います。


結局はECで儲けるためには、この作業をいかに精密に確実に行うか、にかかっています。面倒だからという理由で端折ってしまうと、たまたま売上げが伸びたサイトさんでも必ず壁にぶつかり、極端な収益悪化に苦しむことになるはずです。方針に悩まれているサイトさんは、だまされたと思って実践していただければ幸いです。


ショップを始める、獲得したリストを活用する、新たな分野に進出する、どんなときにも通販である以上この『購買履歴』を意識することが、成功への王道であることを強調させていただきたいと思います。


通販実施企業のバイヤーさんと、商品を供給するサプライヤーは本来、この『購買履歴』を核とした「仮説と検証」を繰り返す間柄であるべきで、運命共同体であるはずです。バイヤーの立場を5年、サプライヤーの立場を5年以上経験させていただいたわたしが、実感として持っている成功の法則でもあるのです。

有名な大手の総合通販会社といえどもメインサプライヤーの数は10社程度であるのが普通です。裏から申し上げますとこの仮説と検証の作業をバイヤー・サプライヤー間で行うのは大変な作業であるということでもあるのです。しかし、成功しているケースを見ると、ほぼ例外なくこの作業を好循環させています。大変だけど、効果の高い王道というゆえんです。


商品は多ければ多いほどいい、という幻想がいまだまかり通っているようではありますが、弊社では、7月3日以降、会社の命運を賭けて、この仮説に正面から取り組んでまいりたいと存じます。もし、仮にこの方法論が失敗に終わるようでしたら、日本のドロップシッピング業界自体の未来がなくなってしまうのではないか、とさえ感じています。

そういうわけで、このたび、一旦商材を思い切って絞り込みます。デリバリーでご迷惑をお掛けしてきたという反省もございます。確実に売れて、確実にデリバリーできる商品だけにし、ご迷惑をお掛けしないようにするにはこの方法が最善と考えての決断です。弊社ショップ支援室への忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いです。


会員ショップさんのご発展を心からお祈りしたいと思います。

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