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通販素材.comの近い将来のスキームとしては『通販』という切り口を軸とした参加のアーキテクチャを定着化する、ということになるが、そこにはどうしても中核的価値観が必要だ、と考える。それをわれわれは通販共同体構想(通販プラットフォーム)と呼んでいる。
つまり、日本的な商慣行を戦略的にとりいれ、世代の融合を積極的に肯定していこうとする姿勢のことだ。言い換えれば、執念にも似た商品へのこだわりをもった戦前・戦後うまれの経営者世代、1.0時代をリードしてきた現役バリバリの中高年世代、われわれのような無気力団塊ジュニア世代、そして多感な時期からWEBに触れる環境の中ですごした2.0世代のそれそれが、互いに歩み寄ることを促すような環境を積極的に提供していこうとするということだ。「共同体」とは「異なる世代が友好的に交わることのできる共同体」という意味である。
われわれ通販素材.comは、現実の‘場’においても、バーチャルなインターネット空間という‘場’においても、そうした環境を提供したいと考えている。
「インターネットは民主主義を実現する」といった類の、宗教にも似た無邪気な振る舞いではなく、第3の道的な思想に貫かれた、リベラルな社会の実現に寄与しようとするものだ。消費者でもあるが生産者でもある一人の人間が、その双方の役割において幸福を味わえるような、そんな社会の実現に少しでも役に立てれば、と考えている。
ネオリベ的な振る舞いをよしとする、無邪気なIT関連企業を、淘汰できるくらいの存在感を提供したいと思う。そうでなければ、インターネットに携わる意味はない。単なる破壊者であれば、それは単なる迷惑な奴でしかないのだ。
無宗教の日本社会における中心的な価値観ともいうべき『共同体』という感覚を大切にしながら、インターネットに取り組んでいきたいと考えている。
サイトOPENから2週間あまり。派手なことが嫌いな僕は、まだあまり広告を打っていない。もうすぐやろうとは思っているが、その前に足元をがっちり固めておきたい。ユーザーを裏切るのは嫌だから。
そんな調子でまた、弊社の強みや弱みについてじっくり考えてみた。
WEB2.0時代における事業戦略のポイントはナンバーワン戦略である、とはGMO熊谷さんのブログにも書かれていたことで、僕もまさにその通りではないか、と考える。ある一部分、商品やサービスなどで競合他社を寄せ付けない差別化を図ること。それがWEBの時代には重要だ。なんだか当たり前のことのようではあるが、それが真実だと思う。
理由は何度かこのブログでも紹介させていただいたが、その商品やサービスが共感を呼べるもの(ネタ)であれば、WEBの中に張り巡らされた情報網を伝って瞬時に全国、全世界に広がる可能性を秘めている、というのがWEBの本質だからだ。
共感してもらいたい対象がニッチでも全く構わない。現実の世界では集めることができなかった、ニッチな切り口に共感する人々を、WEBの世界では「全員」集めることができる可能性があるのだ。
たとえば全国に5万人共感しそうな対象が潜在的にいるとする。現実の世界では、どこに店を出しても売上はあまり上がらないだろう。しかし、これがWEBの世界では、5万人すべてにリーチできる可能性が高くなる。そうすると、今まで『あまり売れなかったが優れた商品』というものが売れる可能性が出てくるのだ。別の言い方をすれば、販促に膨大な時間とコストがかかっていたものが、無料、一瞬でできてしまうことも考えられるということだ。
もちろん、WEBリテラシーの問題は常に付きまとう。WEBを見る人が増えるのが前提だ。しかし、この問題は時間の経過とともに解決されてしまう。今後、インターネットに触れる人口は増えることはあっても減ることはない。
それでは、私ども「通販素材.com」にとって、競合他社を寄せ付けない商品やサービスはいったい何なのだろうか。よーく考えてみた。
それは「売れなかった商品までも、売れるように変えてしまう、ビジュアルやコピーのノウハウ」であろう。20数年にわたる紙通販で培われた、坪効率UPの工夫の集積そのもの、とも言うことができる。
売れない商品を値引きして売るのは誰にでもできる。そういうサイトも現在多く見かける。安直な手段と言わざるを得ない。中期的には必ず崩壊する。市場のパイが拡大している今は、その戦略も有効に働くこともあろう。もう少しいけるかもしれない。しかし、将来のビジョンは描くことはできない。
流通業に携わって10年余り。いい商品を持つメーカーさんが、売り方がわからずに困っておられるという例をたくさん見てきた。WEBの時代になってもことの本質はさほど大きく変わらないだろう。そうしたメーカーさんは、一度弊社に御連絡いただきたい。弊社スタッフは、まさにそのことだけに集中し、日々の仕事を積み重ねている。商品の掲載にあたり、もちろん費用は一切かからない。そういうモデルを作っていこうと考えている。
今後益々競争が激しくなることが予想されるドロップシッピングではあるが、私ども「通販素材.com」はこの1点に集中した戦略で生き抜いていきたいと考えている。
メーカーさんが求める顧客は我々が代行して集めていけるビジネスモデル。それもドロップシッピングの本質ではないか、と考えている。
WEB2.0という言葉が巷で聞かれるようになってから、まだ、さほど時間がたっていない。さまざまな立ち位置の人々が、さまざまな角度から議論を展開している。まだ、よくわからない、というのが実際かもしれない。
今の僕がおぼろげながら感じるWEB2.0時代のビジネスチャンスはこういう本質のものだ。
全体像を眺めるならば、WEBが進化すると、人々がこれまで考えながら選択して来たものを、モノが代用するようになり、人々は「選択」という労苦から開放される。そして、世の中は益々便利になる。
まず、情報。図書館などで調べていたものが、ネットで簡単に探せるようになる。それから電化製品。スイッチを入れずとも自分好みの温度や色や光、音までも演出してくれるようになる。人間は元来不精であるがゆえにこの流れに抗うことはできない。
MIXIのようなコミュニティーサイトも同様だろう。新たな、または、旧友との連絡もこのサイトが半ば自動的に代行してくれるようになる。情報の伝達のスピードが格段に速くなる。
しかし、その反動として人間は益々頭を使わなくなり、少しのことを面倒がるようになる。人間が益々不精になり、特定分野については、一番得意な人にWEBを介して聞くようになる。
つまり、そこにビジネスチャンスがあるのではないか、と思うのだ。
昨日のブログとも重なるが、それはたった一つの商品であったり、サービスで構わない。または、商流の中でどうしても欠かすことのできない機能でありながら、時間と労力がかかってしまうところ。経験や特別な訓練が必要な分野などだ。
たとえば、弁護士。弁護士の優劣は一般からは全くわからない。しかし、WEBの情報網を使って、優秀なのかそうでないのかが、一瞬のうちにユーザーに伝わることが考えられる。そうすると、評判のいい弁護士に仕事が集中するようになるにちがいない。医者や税理士、など難しいといわれる資格を持った職業はわかりやすい。一極集中化が起こりやすくなるということだ。
それでは、我々通信販売(EC)の業界に置き換えたらどうだろう。
我々の業界には一般からはわかりにくいが、やってみるとなるほど、と思える、簡単そうで難しい工程がある。ものを手にとって買うことができないという、通販の本質と関係するのだが、それが商品写真などのビジュアルスキルやコピーライティングスキルである。売り場作り、販売促進手法と言い換えてもいいかもしれない。
ものの作り手のメーカーさんは長年の経験で本当にいい商品を作ることができる会社が多数存在する。しかし、これまで販路が前(現実のお店での販売のこと)だけであったとかの理由で、それをビジュアルで表現する経験が乏しかったりする。そうなると通販での販売が一気にネックになってきてしまう。
そんなとき、我々のようなビジュアルや売り方のみに特化した集団が価値を発揮する場面が出てくるのだ。もちろん工場に直接入って、生産現場をコントロールするという経験も積んでいるので、メーカーさんの気持ちも理解できる。どうしたら売れるようになるのかを、総合的な視点で話し合うことが可能だ。
これをWEBの世界で展開することで、より多くの方々に喜んでいただけるのではないか。というのが「通販素材.com」の事業コンセプトの根底にある。
システムが稼動し始めると、思ったよりシステム開発というのは重要な要素だな、と実感しているが、それでもコンセプトの主軸はシステムではなく、通販ノウハウなのだと改めて感じているところだ。それはもちろん現場のオペレーションも含めたノウハウのことだ。
お客様からもお褒めの言葉を頂くようになった。まだ商品が少ないという、お叱りの言葉も頂くが、少しお待ちいただければそこもじきに解消するはずだ。
WEB2.0の時代。情報収集や選択の労苦から人々が解放される時代にこそ、オールドエコノミーといわれる、これまでの蓄積が花開くのではないか、と改めて考えた一日でした。
来週7月3日、このサイトを大幅にリニューアルいたします。狙いは当然、会員のショップさんにより早く、たくさん売れるショップを作っていただくサポートをすること、です。そんないい方法があるのか?と聞き返されそうですが、当サイトでは、余計なことはやらずに、ひたすら王道をまっすぐに歩もうと決意した、ということでもあるのです。世の中に、たやすくいい目を見れる方法論などというものはなく、当然、今回も弊社の改善とあわせてショップさんの努力をもお願いしなければならないのですが、これまでロングテールなどの言葉が横行し、さも誰でも儲けられるというような言説よりはよっぽど本質的であり、正直な内容なのではないか、と自負しております。
弊社の強みは通販ノウハウを知っていることであり、そこには売れ筋の開発、というのが核になっていることは言うまでもありません。その「売れ筋作り」、を因数分解したのが今回のリニューアルの内容になります。多くの通販関係者が長年試行錯誤を繰り返し、実績を上げてきた方法論でもあります。
結論から申し上げますとそれは『購買履歴』という言葉に集約されます。噛み砕いて言うと「過去に何を買ったリストなのか」という視点です。
よく耳にする間違いとして、F1層を狙うとか、男性顧客をターゲットにするとか言われます。しかし、これは大手メディアにおける純広告での話であって、レスポンス広告を想定していません。純広告はあくまでイメージ広告であり、その原資はほとんどが大企業の税金対策か電博との関係づくりというケースが多いのです。大企業においては日本全国の販売網が整っている場合に限りテレビCMというのは意味をなしてくるのかもしれないのですが、われわれ中小事業者にとっては、イメージ広告などはまったく必要のないものなのです。
欲しいのはかけた広告費でいくらの収益が上がったのか、という明確な数字であり、それをペイさせることです。税金対策や人間関係などを気遣っている余裕はないのです。
通販業界全体が日本の流通業界のニッチである以上、これは大手通販会社といえどもほとんど変わりはないのです。セシールやニッセンといった会社は、社名が売れているから物が売れると考えたら大間違いで、本質は『購買履歴』という考え方を実践するレスポンス広告を行っているから、といえるのです。
まず、ショップさんにやっていただきたいことは、これまで販売してきた商品が何なのか?どんな商品が売れて、どんな商品が売れなかったのかを明確に数字のデータで確認していただきたいのです。そして、そのデータをじっくり眺めて、先入観を取り払い、自分のショップの顧客属性というものを今一度、確認する作業をやっていただきたいと思います。
数字のデータとして明確にすることで、先入観は取り払われ、新たな発見があること請け合いです。大手の総合通販会社では、先入観を極力排除し、データベースマーケティングを実践するカナメとして、このデータを大変重要視しています。データをもとに自分自身が変わっていく、という作業を日々繰り返していくのです。
これからショップを始めるサイトさんは、顧客がいないので仕方がありません。とりあえず、超売れ筋の商品に絞り込んで、数万円でかまいませんので、広告を投入してみて欲しいと思います。そのために過去に多くのショップさんが広告費をペイしてきた商品をTOPページでご紹介しておりますので、使っていただきたいと思います。
顧客リストに対するメルマガは、この分析をもとに商材を慎重に選んで実行することをお勧めします。何人に配信しても費用は変わらないから、といった気持ちですと、かえってリストを劣化させることにもつながるので、絞込みをお勧めします。そのときの商材選定は、当サイトの本編を参考にしていただけると思います。
結局はECで儲けるためには、この作業をいかに精密に確実に行うか、にかかっています。面倒だからという理由で端折ってしまうと、たまたま売上げが伸びたサイトさんでも必ず壁にぶつかり、極端な収益悪化に苦しむことになるはずです。方針に悩まれているサイトさんは、だまされたと思って実践していただければ幸いです。
ショップを始める、獲得したリストを活用する、新たな分野に進出する、どんなときにも通販である以上この『購買履歴』を意識することが、成功への王道であることを強調させていただきたいと思います。
通販実施企業のバイヤーさんと、商品を供給するサプライヤーは本来、この『購買履歴』を核とした「仮説と検証」を繰り返す間柄であるべきで、運命共同体であるはずです。バイヤーの立場を5年、サプライヤーの立場を5年以上経験させていただいたわたしが、実感として持っている成功の法則でもあるのです。
有名な大手の総合通販会社といえどもメインサプライヤーの数は10社程度であるのが普通です。裏から申し上げますとこの仮説と検証の作業をバイヤー・サプライヤー間で行うのは大変な作業であるということでもあるのです。しかし、成功しているケースを見ると、ほぼ例外なくこの作業を好循環させています。大変だけど、効果の高い王道というゆえんです。
商品は多ければ多いほどいい、という幻想がいまだまかり通っているようではありますが、弊社では、7月3日以降、会社の命運を賭けて、この仮説に正面から取り組んでまいりたいと存じます。もし、仮にこの方法論が失敗に終わるようでしたら、日本のドロップシッピング業界自体の未来がなくなってしまうのではないか、とさえ感じています。
そういうわけで、このたび、一旦商材を思い切って絞り込みます。デリバリーでご迷惑をお掛けしてきたという反省もございます。確実に売れて、確実にデリバリーできる商品だけにし、ご迷惑をお掛けしないようにするにはこの方法が最善と考えての決断です。弊社ショップ支援室への忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いです。
会員ショップさんのご発展を心からお祈りしたいと思います。